2008年12月27日

北海道大学正門

北海道大学正門|写真

北海道大学の正門にやってきました。
札幌駅から徒歩で約5分と非常に便利な場所にあるので、観光や学会で北大を訪れる人たちはたいていこの正門を通過することになります。
そんな事もあって、正門前では観光客の人がよく写真撮影をしています。

観光客等には馴染みのある正門ですが、当の北大の学生にとっては実はあまり馴染みのない門でもあります。
と言うのも、北大生の約7割以上が一人暮らしをしていますが、その大部分の学生は北12条、北18条、北24条駅付近などかなり正門から離れた所に住んでいます。

なので正門を通らず北13条門や北18条門など他の門を通って大部分の北大生は通学をしているので、研究等で忙しく自宅と大学の往復ばかりしている生活だと正門を見る機会がグーンと減ります。



北海道大学正門|写真

大部分の北大生があまり通らない正門ですが、正門がこの場所に設置された理由をさぐるには、北海道大学の前身の札幌農学校の時代までさかのぼります。

札幌農学校はもともと現在の時計台付近にキャンパスを構えていましたが、明治32年(1899)からの5ヵ年計画で今の北大キャンパスの場所に順次移転してきました。
移転してきた当時のキャンパスの中心というのは、現在の農学部校舎がある一帯だったため、必然的にそこに近い場所に正門がとして選ばれ、明治37年(1904)に現在の場所に正門が設置されました。

今でこそ通学で北13条門や北18条門を使う学生が多く、大部分の北大生にとってはそちらの門の方が馴染みのある門ですが、北大の歴史の背景を辿っていくと、正門が今の場所に設置されている理由にうなずく事が出来ます。



北海道大学正門|写真

ちなみに現在の正門は昭和11年(1936)に設置されたものです。
その年の10月に北海道で陸軍特別大演習が実施され天皇が札幌にいらっしゃる、しかも大本営を当時の北海道帝国大学農学部校舎に設けるということで天皇自身が北大にいらっしゃるので、みすぼらしい北大の姿を晒すことは出来ない・・・。

そんな背景もあり、天皇を北大に迎えるにあたってピカピカの新しい正門が設置されたのです。



北海道大学正門|写真

昭和天皇もお通りになったこの正門には意外に長い歴史があるのです。
観光客の方は「わーい、有名な北大の正門に着いたよ! 写真撮ろうよ〜」っていう明るい感じのノリですが、長い歴史に思いをはせて北大の正門をくぐってみるのもたまには良いんじゃないでしょうか。



関連サイト
癒しの空間@北大|Webで知る北海道大学

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posted by cocho at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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