
大通公園の西8丁目・9丁目のちょうど真ん中にあるブラック・スライド・マントラです。
モエレ沼公園の設計者として札幌では割と馴染みのあるイサムノグチの手による遊べる彫刻作品というか滑り台です。
ここはもともと道路だった場所だそうですが、イサムノグチが「ブラック・スライド・マントラを設置するならここがいい」という趣旨の発言をしたため、既存の道路が閉鎖されブラック・スライド・マントラがここに置かれました。
そんな背景もあって、大通公園の西8丁目と西9丁目は道路で分断される事なく連続化した公園となっています。

滑り台と言えども、漂う雰囲気が品の良い事この上なし。
黒御影石が使われていることもあって、自然の柔らかさや落ち着きが感じられます。
イサムノグチは「子供に遊ばれることによって、この彫刻作品は完成する」ということを当時言っていたそうですが、今ではここを通りかかるたびにいつもたくさんの子供達がブラック・スライド・マントラで遊んでいます。
(滑り台で遊ぶ我が子を見守る親もいつもいますね)
たくさんの子供に使われているブラック・スライド・マントラの今の光景は、イサムノグチが思い描いていた理想の風景なんでしょうね。
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